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都心型も小規模化?月・火お休み?会うてきましてん⑬ ~MISTEROMA 吉原代表|名古屋矢場町~


編集長ブログ
美容業界イチ都心に行かない男。
ヒンツ編集長、佐野です!

普段、地方や郊外の3名以下の
小規模サロンさまのために働いているため、
長らく都心のサロンさまに
お会いする機会がありませんでした。

そんな中、思わぬ機会をいただいて
名古屋のオシャレの中心地、矢場町の
MISTEROMA(ミステローマ)さんに
お邪魔させていただきました!

都心サロン、きっと大型だし
大箱だし、絶対気後れする!緊張する!
怖いよー帰りたいよー

↓こちらがMISTEROMAさん(矢場町)

http://misteroma.com/

オシャレすぎ!

MISTEROMA代表吉原さんに会うてきましてん!

misteroma02吉原さん、今日はありがとうございます。普段、小規模サロンさまにしかお会いしないので、こんな都心のど真ん中で緊張してます。お陰でシャツの襟も乱れてます。助けてください。

 
misteroma03
いえいえ、どうぞよろしくお願いします!!

 
 
misteroma02
(せ…接しやすい!ありがたい!)

 
 
misteroma03
でも、うちも小規模ですよ?名古屋は特に大型店のグループが多い地域ですから。逆に小規模である方がこれからは望まれると思ってますからね。

 
misteroma02
え?そうなんですか?

 
 
※MISTEROMAさんは矢場町と栄2店舗、13名(2017年1月時点)

都心型も小規模化?

misteroma03大型店が多いと、そうじゃないことを求めるお客さまも出てきますよね。最初はお客さまで満タンなお店と、パラパラなお店だったら、満タンなお店を選ぶと思うんですよ。でも、カリスマブーム以降それで満足されていたお客さまの年代も上がってきて、求める居心地が変化しているんです。

misteroma02
求める居心地が変わる。

 
 
misteroma03人数が多くてキャパが大きいというよりは、例えばシャンプー台まで近いとか。お客さまのお話を聞いていると、「歳をとると2階に上がらなくなる」とか、生活の色んな場面でこういうことが起こるんですよ。今よりも手狭なマンションに引っ越ししたり。美容室も同じことが言えると思うんですよね。

misteroma02
確かに、うちの両親も昔と比べて使う部屋が限られたり、行く場所も騒がしくない落ち着いた所に行くようになってる気がしますね。

 
misteroma03あと、都会の店は上にあるんですよね。それに対して、路面で小さいお店は入りやすいんですよね。お客さまからも「地ベタにつながってる方が安心する」と言われたこともあります。そういうことを含めて30坪が限界なんです。あえて大きいお店は作らない。センス良くオシャレに切れるなら小体(こたい)がいいと考えています。

misteroma02
ということは、お客さまの層はグレイカラー世代ということですか?

 
misteroma03
はい、うちはグレイカラー世代のお客さまに支えられています。グレイカラーは奥が深いですよ。

 
misteroma02私は、「都心型=ファッションカラー世代」でトレンド重視と思い込んでいたので、意外でした。逆にトレンドとか全く詳しくないので、そんな話になったらどうしようかと思ってました。

 
misteroma03トレンドというのはない、と思ってますよ。大事なのは、似合うを作れるかどうかなので。うちは「ノームコア(究極の普通)」がコンセプトの1つなので、年配の方のショートも若い方のロングも長く愛されるスタイルを提供したいと考えています。

お客さまの利便性を考えたら、結果的に週2日が店休日に

misteroma02そういえば、もうすぐ月・火の週2日を店休日にされるそうですね。営業日を週1日減らすって、想像するに生産効率を上げる努力をされたかと思うのですが、その秘訣を教えてください!

misteroma03
うーん…そういうのは特にやってないですね。

 
 
misteroma02
…え?

 
 
misteroma03
そもそもそうなったのは、お客さまの利便性を高めたいと思ったことから始まったんですよ。

 
misteroma02
利便性を高めることが、なぜに店休日が1日増えることにつながるんですか!?

 
misteroma03元々スタッフは週休2日制で、店休日以外の1日をバラバラに休んでました。そうすると、あるスタッフが休みの時に「○○さんいる?」と電話がかかってきて「本日はお休みなんです」とお伝えすると「また掛けますねー」となる。この「また掛けますねー」が怪しくて、来店が1か月先に延びたり。

misteroma02
機会損失ということですね。確かに目的の人がいないんだと、お店が開いてても、そのお客さまからしたら休みと一緒ですね。

misteroma03そもそも断ること自体がサービス業としてはバツですよね。お客さまはお店がやってると思ってかけてくるのに、美容室側の都合で断るというのがおかしいと思ったんです。お客さまの「来たい」を叶えてあげたいのに、逆ですよね。

misteroma02
断らないために営業日はみんなで出勤して、休みはみんなで休もうということに変えたということですね。

 
misteroma03こういった機会損失が10%はあると思っていて。だから、店休日を2日にしても売上は下がることはなく、むしろ上がると予想してます。かなり時間をかけてお客さまにご案内していますが、不満を言われることもなく、むしろ「いつが休みか分かってればOK」「もっと休んだ方がいいよ」と言われます。お客さまって、美容師は働きすぎだって気づいているみたいですね。

misteroma02お話を聞いていると、ものすごく合理的な考え方ですね。とても納得です。お客さまの利便性を高めることから始まって、結果スタッフさんの働きやすさにつながるのが素晴らしいと思います。

misteroma03あとは、スタッフみんなで働いて、みんなで休みたいというのが大きいです。美容師の当たり前って社会の非常識であることが多いので、そこを変えたいというのが独立する時からの想いですので。

美容師の常識と非常識を反転させたい

misteroma03月に6日しか休みがないとか、労働時間が長いとか、スタッフが遅くまで働くのが美徳とか、美容師の当たり前になっている常識を「社会の」常識に合わせたい。美容師の常識は、社会では非常識ですから。

misteroma02
確かに、サービス業だからとか、技術職だから、とか色んな固定観念がありますね。

 
misteroma03スタッフ重視で考えていけば、おのずとお客さま重視になってくるんですよ。独立してよかったことは、変えた方がいいと思ったことを、すぐに決定できることですね。スタッフの意見も即決できる。小規模だと人の想いも早く伝わります。スピードが大事ですからね。

misteroma02
とにかくいいと思ったらやってみる。それが小規模の強みですよね。

 
misteroma03重要なのは人数ではないと思っていて、家族のように無償的に付き合っていける関係を作れることがきれいごとでなくやっていけるようにしたいんです。いかに皆がやりがいを感じてくれるか。全員参加型の討論ができるような、そんな関係です。ちなみにうちは、新卒の採用は1~3年目が対応から決裁まで権限があります。

misteroma02
えええええええええ!?

 
 
misteroma03
だって実際採用したら、教育したり面倒を見るのはその子たちじゃないですか。上から与えられたものと、自分で選んだものでは大事に仕方が違いますからね。

misteroma02
いやいやいや、理屈は分かりますが、それってかなり勇気がいることだと思いますよ。

 
misteroma03それぞれに責任がないと面白くないですよね。あと、僕とスタッフが同じことが語れるので大丈夫なんです、それだけ想いや考えを理解してくれているので。採用決定後に「僕が1回会って話そうか?」って聞いたら「大丈夫です」って言われましたよ(笑)

misteroma02確かに、与えられたものより自分で選んだものの方が大事にするというのは間違いないですね。それだけ任せられるというのは、日ごろのコミュニケーションと信頼関係のたまものですね。

・・・

考え方はシンプルだけど、
できそうでできないマネジメントスタイル。

そしてこういうサロンさんの共通点って
スタッフさんがみんな笑顔で迎えてくれて
すごく親切なんですよね。
(ほとんど、私のこと知らないだろうにw)

都心型でも小規模化が進むだろうなぁ~
でも、吉原代表いわく
「地方や郊外はもっと、今がチャンス」
とおっしゃっておりました。

私もほんとそう思います。

オリジナリティとスピード感。
これは小規模サロンの武器ですからね。

吉原代表、スタッフの皆さん
ありがとうございました! 
 
それではっ!


 
あとで聞いたら、吉原代表は基本写真NGでした。
笑うしかない。

安定のミホコ姉さん(名古屋のアレンジクイーン)。

Takahiro Sanoさん(@hints4sano)が投稿した写真 –

 
 
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ヒンツ編集長ブログ
sano美容師の方がイキイキ働けるためのお手伝いをするため『Hints for Hair-Salon』を立ち上げた編集長の、つぶやきだったり、熱い想いだったり。 ブログはこちら
佐野貴浩(ヒンツ編集長) Hints for Hair-Salon編集長。美容商材メーカー『ムーランエムーラン』広報担当。1983年生まれ。岡山県倉敷市出身。ほとんど知識もないまま2009年に美容業界へ。手探りのまま美容室経営者の方々と関わるにつれ、美容師という職業の魅力と美容室経営の難しさを知る。自身の情報収集を美容師の方に役立ててもらうため、Hints for Hair-Salonの運営を開始。夢は全国の美容師の方と仲良くなること。 facebook twitter HP


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