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【白髪を染めながら色味を楽しむ】ネイチャーディープカラーMixケーススタディ

白髪の染まりをキープしながら、色味を楽しみたい場合、

しっかり染まるネイチャーディープカラーとコントロールカラー・ファッションカラー(イロリド)をMixすれば、白髪の染まりをキープしながら、色幅対応が可能です。

白髪率や、既染部の状態、色味の希望に参考いただけるMix対応事例をご紹介します!

INDEX

ネイチャーディープカラーの色味アレンジ方法

ネイチャーディープカラーについて

ネイチャーディープカラーは深くしっかり染まるグレイカラー。

アルカリを従来から40%カット(当社比)し、ダメージ・刺激・ニオイを抑え、低アルカリでも深く艶やかに染まります。

色味のラインナップは白髪染め対応に厳選された3系統ございます。

  • 赤味をぐっと抑えた『グレージュブラウン(D-GrB)』(左)
  • 黄味を抑えた柔らかい色味の『ベージュブラウン(D-BB)』(中央)
  • 地毛になじむ定番の『ナチュラルブラウン(D-NB)』(右)

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色味アレンジの基本

ネイチャーディープカラーにコントロールカラーやファッションカラーをMixすると色味アレンジができます。

5:1の割合でMixすると、白髪への染まりの影響も少なく、色味も感じるレシピが可能です。

白髪率が低い場合や、既染部対応などはこの限りではありませんので、染まりや色味のご希望に合わせてMix比率を変えてください。

コントロールカラーのMix基本チャート

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既染部をトーンダウンさせずに色味を入れるコツ

既染部は白髪を染めずに色味を加えたい場合は、ファッションカラーを使うことが多いと思います。

このとき、クリアをMixいただくと、残留の残る既染部をトーンダウンしすぎないように仕上げることができます。

イロリド9Lvを使用した際の既染部の仕上がり明度の目安

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新生部と既染部をキレイにつなげる方法

新生部はしっかり白髪を染め、既染部は色味を強調したレシピにしたい場合、塗分けを行います。

ポイントは

  • まずは新生部をリタッチ塗布し10分放置後、軽く新生部をコームアップして、既染部の薬剤を塗布して15分放置
  • 新生部と既染部のつながりを良くするために、境目は1cm程度オーバーラップさせて塗布します
  • 白髪が染まりにくい場合、既染部塗布後に再度、根元の白髪に薬剤を再塗布して押さえることで、染まりが良くなります

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暖色系の白髪染め色味アレンジ

【白髪率30%・オレンジブラウン】白髪をカバーしながら色味を少しプラス

Before
新生部 :白髪率30%、既染部 10Lv

Color(ネイチャーディープカラー、イロリド)
全体:D-NB9:ティントライン オレンジ=5:1(2剤6%)

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【白髪率60%・レッドブラウン】既染部の色味を強調したコントロールカラ使用事例

Before
新生部:白髪率60%、1.5cm
既染部:8Lv

Color(ネイチャーディープカラー、イロリド)
新生部 D-BB7:ティントライン レッド=5:1(2剤6%)
既染部 ティントライン レッド:クリア=2:1(2剤4%)

  • 新生部はグレイカラーとコントロールカラーの5:1で白髪をカバー
  • 既染部は色味を強調。暗くならないようにクリアをミックス

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【白髪率10%・レッドブラウン】グレイカラーの比率は少なめで色味を優先した事例

Before
新生部:白髪率10%、2cm
既染部:11Lv

Color(ネイチャーディープカラー、イロリド)
新生部 D-BB7:ティントライン レッド=3:1(2剤6%)
既染部 ティントライン レッド:I-13P=2:1(2剤4%)

  • 新生部はグレイカラーとコントロールカラーの3:1で白髪をカバー
  • 既染部は黄色ぽく色残りしているため、ティントライン レッドにI-13Pをミックスして色を補正

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【白髪率30%・ピンクブラウン】新生部グレイカラー×既染部ファッションカラー

Before
新生部:白髪率30%、1.5cm
既染部:10Lv

Color(ネイチャーディープカラー、イロリド)
新生部 D-NB9
既染部 I-9P:クリア=2:1

  • 新生部はグレイカラーでしっかりカバー
  • 既染部はファッションカラーにクリアをMixして10Lvから1Lvトーンダウンの仕上がり

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【白髪率30%・ウォームグレージュ】新生部グレイカラー×既染部ファッションカラー

Before
既染部10~11Lv 新生部1cm(白髪率30%)

Color(ネイチャーディープカラー、イロリド)
新生部 D-BB7:D-BB9=1:1(2剤6%)
既染部 (I-7Gr+I-9Gr):D-BB9=3:1(2剤6%)

  • 既染部はクリアをMixせずに色をはっきり出すレシピのため、既染部の2剤も6%を使用。ダメージが気になる髪の場合でも4%を使用してください。

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寒色系の白髪染め色味アレンジ

【白髪率30%・アッシュブラウン】白髪をカバーしながら色味を少しプラス

Before
新生部:白髪率30%、3cm
既染部:10Lv

Color(ネイチャーディープカラー、イロリド)
全体 D-GrB9:ティントライン ブルー = 5:1 (2剤6%)

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【白髪率10%・アッシュブラウン】グレイカラーの比率は少なめで色味を優先した事例

Before
新生部:白髪率10%(顔回りのみ)、3cm
既染部:12Lv

Color
新生部 D-GrB5:I-9A:ティントライン グレイ = 1:3:0.5 (2剤6%)
既染部 D-GrB5:I-9A:ティントライン グレイ = 1:6:0.5 (2剤6%)

  • 新生部、既染部ともに、グレイカラーとファッションカラー、さらにくすみ感を加えるティントライン グレイをMix。
  • 既染部はファッションカラーの比率を多くすることで対応

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