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[基礎知識ライブラリー] 奥が深い”明度アップ”を検証する

ヘアカラーの基本であり、奥が深い「明度アップ」について検証します。
黒髪から明度を上げる場合、あまり深く考えることはないかと思います。
これが、既染毛の場合はいかがでしょうか?
例えば、9レベル毛に、9レベルのカラー剤を使用した場合、仕上がりは何レベルになるのでしょうか。
今回はそのような内容です。

INDEX

基本の黒髪からの明度アップ

 

今回は全体を通して、ヘアカラー1剤はナチュラル系の9と13、2剤は6%・4%・2%をそれぞれ組み合わせて検証しています。

はじめに、基本の黒髪からの明度アップ例を見ていきます。

結果的には、いずれの組み合わせも明度アップしました。

2剤濃度が低いほど明度アップしにくいですが、主にトーンダウンで使用する2%2剤でも、1剤との組み合わせしだいで明度アップすることが、あらためて確認できました。

サロンで起こる「トーンダウンさせたつもりなのに、明るくなった」その理由のひとつがこれかもしれません。

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(例)9レベル毛からの明度アップ

 

お客さまと髪色を決める際、今よりも「明るくする」「暗くする」「今ぐらいをキープする」などを確認して、カラーレシピを決定するかと思いますが、既染毛に対して難しいのが「明るくする」と「今ぐらいをキープする」ではないでしょうか。

まず「明るくする」場合ですが、「求めるレベルまで上げる・止める」ということを狙って行うには、ご自身なりのノウハウや目安を持つことが重要かと思いますので、ぜひご参考になさってください。

また今回は、明度アップ中心の内容ですので「今ぐらいをキープする」に関しては割愛しますが、お客さまが考える「今ぐらい」には「若干は暗くなっても大丈夫」が含まれる場合もあると思います。
参考となる内容も含まれていますので、あわせてご確認ください。

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(例)12レベル毛からの明度アップ

最後は12レベル毛、中~高明度の髪を、さらに明るくする場合の事例です。

ナチュラル系9の例では、明度が下がりやすい傾向となりました。
また、ナチュラル系13の例では、明度アップしやすい傾向でしたが大きくは上がっていません。

通常、ヘアカラー剤では13レベル以上に明度を上げることは難しく、これは中明度以上の髪に残るフェオメラニンが壊れにくいためです。

一般的に13レベル以上の明度を求めるには、ブリーチ施術が基本となります。

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最後に

そもそもヘアカラー1剤の「9」や「13」といった数字は、何を表しているのでしょうか?

これらは一般的に薬剤レベルと呼ばれ、仕上がり明度の目安となるものです。

なぜ「目安」なのかといえば、今回の検証からも分かるように、仕上がり明度は元の髪の明るさや2剤の種類などによって変わるためです。

くわえて実際には、お客さまのお手入れ方法や生活環境(紫外線・水質など)によって髪の状態が変化することがあるため、毎回同じ薬剤選定・施術方法であっても、異なる結果になる場合があります。

また今回は、ナチュラル系を例とした検証でしたが、暖色系や寒色系では、若干違う結果になるかと思います。
予想するとそれぞれの色の性質から、暖色系ではやや明るさを感じる仕上がりに、寒色系ではやや暗さを感じる結果になるのではないでしょうか。
またの機会に検証してみたいと思います。

商品教育 桝田

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