【入門~活用まで】NODIAグレイカラー<染まり・色味>解説
塩基性・HC染料を使用したノンジアミンカラーNODIA(ノジア)。 塩基性カラーってなに? 白髪は染まるの? 色持ちは? 色のバリエーションは? など、NODIAでよくいただくご質問を解説します。 INDEX NODIAの特長 NODIAってどういうカラー? アルカリカラーとどう違うの? ヘアマニキュアとどう違うの? NODIAの染まりや色持ちについて 各色の染まりや色味 グレイカラー用カラーベースのラインナップ ブラウン系カラーチャート ブラック系カラーチャート ブラウン系とブラック系のMix トーンアップの応用事例 ブラウンに色味を加えるカラーバリエーション対応 染まりを高めるための使い方のコツ サポートクリームはサロン施術で必ず使用 白髪の染まりを高める施術ポイント カラーアシストウォーターの役割は? スキンプロテクトオイルの役割は? お客さま事例 NODIAの特長 NODIAってどういうカラー? NODIAは塩基性・HC染料を使用し、ジアミンなどの酸化染料を一切含まないノンジアミンカラーです。 塩基性カラーは白髪に染まりにくく(特に健康な新生部)、色落ちしやすいデメリットがありますが、NODIAは染料の工夫とサポートクリームを組み合わせて使用することにより、染まりを高めています。 ▲上に戻る アルカリカラーとどう違うの? ノンジアミンカラーで染められることや、ダメージを抑えた仕上がりであることがメリットです。 アルカリカラーはジアミンなどの酸化染料やアルカリ成分が含まれ、オキシを必要とします。 NODIAはカラーベースには酸化染料やアルカリ不使用でトリートメントベースで作られています。染める際にオキシを必要とせず、サポートクリームを10:1で使用するため、アルカリカラーと比較したアルカリ量はおおよそ1/10になります。 ただし、染まり・色持ちはアルカリカラーよりも劣りますし、髪を明るくしながら染めることができない点もデメリットになります。 ▲上に戻る ヘアマニキュアとどう違うの? ノンジアミンカラーという点ではヘアマニキュアとNODIAは同じです。 ヘアマニキュアと比べたNODIAのメリットとしては頭皮染着がしにくい事です。ハケ塗りができるため根元まで染めることが可能です。また、手触りがなめらかという点もヘアマニキュアより優れています。 ただし、色持ちはヘアマニキュアの方がよくなります。NODIAは塩基性カラーとしては白髪の染まりは高めていますが、シャンプーの度に少しづつ色落ちします。 ヘアマニキュアよりも根元からギリギリから白髪を染めたい、髪がやわらかく、なめらかな仕上がりを好む方はNODIAをオススメします。 ▲上に戻る NODIAの染まりや色持ちについて アルカリカラーと比べると染まりや色持ちは劣りますが、ノンジアミンカラーとしては納得の染まりです。 シャンプーの度に少しづつ色落ちして徐々に薄くなります。色は1~1.5ヶ月かけて徐々に薄くなります。 繰り返し染めることで色が定着しますので、既染部は色落ちは気にならなくなります。 【検証】カラーベース ブラウン使用(サポートクリーム10%Mix) ↓画像をタップすると拡大できます フロント内側(白髪率20-30%程度) ↓画像をタップすると拡大できます ※毎日シャンプーを実施 7日後(1週間後):白髪の多い部分は少し色味が薄くなるが、見た目にはほぼ分からない 15日後(2週間後):黒髪の中にブラウンの髪の存在を少し感じ、全体的にはなじんでいる 21日後(3週間後):ブラウンが少し薄くなるが白髪としては目立たず、まだなじんでいる 30日後(1ヶ月後):さらにブラウンが薄くなり、ぼかし染めのような印象に 45日後(1.5ヶ月後):既染部は明るいブラウン程度に残り、新生部との差も目立ちにくい ▲上に戻る 各色の染まりや色味 グレイカラー用カラーベースのラインナップ 白髪が染まるカラーベースとしてはブラック系・ブラウン系を使用してください。 その他の色味は白髪を染めることはできません。 ▲上に戻る ブラウン系カラーチャート ライトブラウンとベージュのMixは既染部の使用にオススメします。白髪ぼかしとしてはご利用いただけますが、色持ちはよくありません。 ▲上に戻る ブラック系カラーチャート クリアとのMixは既染部の使用にオススメします。クリアが多すぎると、白髪ぼかしとしても色持ちは悪くなります。 ▲上に戻る ブラウン系とブラック系のMix 白髪の染まりを維持しながらブラウンの赤味を調整したい場合はブラックとのMixが最適です。 ▲上に戻る トーンアップの応用事例 現場のサロンさまでは、トーンアップで明るい白髪染めに対応されている事例があります。(会員サロンさま限定公開) [nlink url="https://m-moulin.jp/business/tips/nondiamine/1066/"] ▲上に戻る ブラウンに色味を加えるカラーバリエーション対応 3原色などのカラーベースを組み合わせると色味の幅が広がります。3:1でしっかり発色しますが、白髪の染まりを優先するには5:1がオススメです。 ◆ブラウンとカラーベースとのミックス◆ ▲上に戻る 染まりを高めるための使い方のコツ サポートクリームはサロン施術で必ず使用 染まり・定着を高めるために、サポートクリームは必ずご使用ください。 ▲上に戻る 白髪の染まりを高める施術ポイント 下記のポイントどおりに染めていただければ、染まりの満足度はかなり高まります! ドライ塗布 通常のヘアカラーの塗布よりもスライスを薄めに(5㎜程度) 白髪の多い箇所から、髪の表面全てを塗布するイメージでたっぷりと塗布 (通常カラーの1剤+2剤量の1.1倍が目安) 塗布後はしっかりラップで包み込んで、加温して20分放置(加温無しの場合は30分+10~15分と長く放置) スタイリング剤や油分が多くついている時 事前にシャンプーを行い、乾かしてから施術します。 加温器がない場合 ヒートキャップ・ドライヤー・ホットタオルで代用いただくか、「+10~15 分」長く放置します。 ドライ塗布では塗りにくい場合 処理剤を使用していただくと、操作性をupしながら、髪のパサつきも改善できます。 ムーランエムーランであれば、マテリケア モイスト(スプレイヤーに移して使用する液状のCMC配合事前処理剤)がおススメです。 ▲上に戻る カラーアシストウォーターの役割は? 部分的に白髪が多い方や、撥水毛で染まりにくい場合 生え際など部分的に多い白髪や染まりにくい髪は、部分的にカラーアシストウォーターを塗布すると、染まりを高めることができます。 ▲上に戻る スキンプロテクトオイルの役割は? ヘアマニキュアに比べると頭皮染着はとても少ないですが、スキンプロテクトオイルを事前に塗布していただければ、さらに染着を防げます。(フェイスラインにはプロテクトクリームをご使用ください。) ▲上に戻る お客さま使用事例 商品ページにお客さまの仕上がり事例集を、色々なMix事例も参考に掲載しています! [nlink url="https://m-moulin.jp/business/lineup/color/nondiamine-color/nodiag/fin_image/"] ▲上に戻る
















